統合医療研究


統合医療専門員(医)制度がスタートします。
日本統合医療系連合学会(幹事団体:日本未病研究学会)と日本医療福祉学会は、統合医療普及のために統合医療専門員を協同して認定する制度を創設しました。この制度が、厚生労働省等が推進する統合医療の普及に貢献できることを期待したいと考えます。
統合医療の必要性について!

統合医療の概念は、未だ確立されていません。これからの医療の領域と考えます。一応、不確定ですが、一般的な解釈を使い統合医療について説明してみます。
統合現代医学はすさまじい発展を遂げています。がんも治せる疾病と言われる時もそう遠くないと考えます。しかし、それでも医療の世界はいろいろな問題を克服できずに暗礁に乗り上げているように映ります。特に、現代医学は生化学及び分子生物学という物理学を土台とした学問を基礎として成り立っています。ところが、その物理学は生命の存在を認めていないのです。生命の存在を認めていない物理学を土台としている現代医学に全面的に頼ってよいのか疑問を抱かざるにはいられません。現代医学の具体的な治療方法は対処療法によります。対処療法は、疾病の部分を部分的に治療します。その疾病の原因かもしれない身体の全体にまでは診ることはほとんどありません。ところが、現代医学とは少し趣を異にする伝統医学である東洋医学の治療方法があります。東洋医学では、病気の原因は身体全体にあり、身体全体が病み、その結果として体の部分に症状が出ると考えます。別の表現をすれば、現代医学は疾病の部分を診ますが、東洋医学は、病気の部分のみではなく体全体を診ます。その結果、病気の原因が患っている部分のみではなく他の部分の疾患により発症していることが分ったりすることがあります。しかし、東洋医学は宗教的だったり非科学的な治療方法を用いたりすることもあります。このように、現代医学の欠点と東洋医学の欠点を克服し、それぞれのよいとこ取りはできないかを考え、統合医療という概念が誕生したのです。

漢方の薬草、左から、母子草、ゲンノショウコ、月見草、吾亦紅、アザミ、合歓木

統合医療とは、
前述のとおり「統合医療」という概念は、未だ確立された概念ではありません。厚生労働省や下記の団体が一応統合医療について説明していますが、あくまでも確立された定義ではありません。
しかし、学術的公的解釈ではなく一般的な解釈として統合医療を説明させて頂きます。

近代西洋医学と補完・代替医療等を併用している医療ではありません。各医療人が連携し、統合した体系的医療です。
日本統合医療系連合学会・・・
「統合医療とは、近代西洋医学、伝統東洋医学及び総合医療カウンセリング等を統合した医療技術により総合的に治療する医療を言います。」
厚生労働省・・・「近代西洋医学と相補(補完)・代替療法や伝統医学等とを組み合わせて行う療法であり、多種多様なものが存在します。」
併用医療とはことなります。
統合医療は、西洋医学と東洋医学等を統合し、総合的に治療する医療ですが各専門の医療人が連携しなければなりません。医師の指示に基づき東洋医学等を併用しているだけでは統合医療ではありません。 その場合は、統合医療ではなく併用医療と言います。
補完・代替医療とも異なります。統合医療とうたっていて実際は補完・代替医療の医療機関もあります。西洋医学も参加しなければ統合医療ではありまん。西洋医学は医師がリーダーを務めなければなりません。

各医療人の職業差別の禁止!
患者を中心としたチーム医療により医師をリーダーとした各医療人の連携や統合医療体系がなければなりません。そこに医療人の身分差別もあってはなりません。職業差別があっては統合医療は成り立ちません。医師はリーダーですが身分が高いのではありません。医療人同士が身分的に対等でなければ真の統合医療は成り立ちません。患者を中心として医師のリーダーのもとで各医療人が密に連携しながら治療にあたります。従って、「補足する」「従属する」という意味のパラメディカルと言う概念や言語も無くならなければなりません。医師をリーダーとして各医療専門職同士が連携し全力で治療にあたる医療こそが統合医療です。

 この統合医療は、理想的医療として簡単に採用されるように思われますが、現代医学は東洋医学をほとんど認めていません。そして、東洋医学は宗教的迷信に走っていることが多々あります。従って、統合医療が理解されるためには現代医学の医療人は東洋医学に対する偏見を捨てなければなりません。東洋医学の医療人は、宗教的迷信を捨てなければなりません。両者が医療の限界を感じて歩み寄る努力をしなければ統合医療は発展して行かないでしょう。しかし、統合医療の必要性は、すぐそこまで来ていることだけは事実です。医療人は心して理解に努める必要があると考えます。
 統合医療研究センターは、統合医療の必要性を強く認識し、統合医療の体系的研究と普及に努めたいと考えます。


(一財)東京総合研究機構付属・日本統合医療系連合学会加盟
Integrated Medical Research Center
統合医療研究センター
事務局:〒194-0022 東京都町田市森野2-15-12 パレスヒルズ2F



日本未病研究団体連合
4月7日世界保健デーを「未病管理の日」に定め、「未病月間」4月と定めました。


一般財団法人東京総合研究機構
自然科学、社会科学の学際を含んだ共同研究機関。11の研究機関が所属して共同研究を行っている。


厚生労働省運営



 神奈川県では、健康、未病を県を挙げて取り組んでいます。


平成30年度 「『統合医療』に係る医療の質向上・科学的根拠収集研究事業」に係る公募(2次公募)についてはこちらのホームページをご覧ください。